10/6(金) 「東京組曲2020」三島有紀子監督トークショー開催!

2023.09.11

10.1改訂

10/6(金)18:30から「東京組曲2020」三島有紀子監督トークショー開催!

三島有紀子監督をお迎えして、お話をお伺いします

「東京組曲2020」(95分)

2020年4月7日。新型コロナウイルス対策のため「緊急事態宣言」が発令され、私たちの生活は一変。飲食店など幅広い業種に休業要請があり、様々なイべントも中止となった。

4月22日。映画監督・三島有紀子の誕生日である朝4時。どこからか女の人の泣き声が聞こえてきた。その時、想った。

「このコロナ禍で何を感じているのかが忘れられる前に、映像に残し、記録として確認しよう」

20名の役者たちが、実際に体験したことを元に、各自撮影した映像を三島が組み上げて作った〈シネマヴェリテ〉(カメラ=インタビュアーが撮影対象に積極的に関わることで真実の姿を引き出す作品)。 NHK在籍時ドキュメンタリーを手がけた彼女にとって初のドキュメンタリー映画となる。

「泣き声」を出演者すべての共通の出来事として描いた。「声」を聴いて、感情の動きや反応が記録された。コロナ禍で過ごした日常がつぶさに切り取られた、これは重要な作品である。泣き声は、女優の松本まりかによるもの。


・・・同時上映・・・

「IMPERIAL 大阪堂島出入橋」(15分)

監督自身の思い出の店である大阪・堂島の洋食レストランの閉店をきっかけに、在りし日の店を”記録“として残そうとした私小説的な一篇。

35年間店と共に歴史を積み重ねてきたシェフがデミグラスハンバーグを手に自らの過去を回想。

再び光を見いだす一夜を、圧巻の長回しで魅せる傑作短編。


脚本・監督:三島有紀子

主演:佐藤浩市


三島有紀子(みしま・ゆきこ) / 映画監督

大阪市出身。18歳からインディーズ映画を撮り始め、神戸女学院大学卒業後NHKに入局し「NHKスペシャル」「ETV特集」「トップランナー」など人間ドキュメンタリーを数多く企画・監督。

03年に劇映画を撮るために独立し、東映京都撮影所などでフリーの助監督として現場を学ぶ。

ニューヨークでHBスタジオ講師陣のサマーワークショップを受ける。2012年、オリジナル脚本で『しあわせのパン』を発表。

『幼な子われらに生まれ』(17年)では第41回モントリオール世界映画祭で審査員特別大賞、第41回山路ふみ子賞作品賞、第42回報知映画賞では監督賞を受賞。

23年、コロナ禍の緊急事態宣言下を描いたセミドキュメンタリー映画『東京組曲2020』公開。2024年には、自主映画として作り始めた劇映画『一月の声に歓びを刻め(仮)』が10本目の長編として公開予定。

貴重なお話しを聞く事ができる、又とない機会です。

来館可能な方はぜひ、足をお運びください!



2023.10.6(金) ※この日だけの限定上映予定でしたが、大反響により延長上映決定!(トークショーは10/6のみです)

18:30『IMPERIAL 大阪堂島出入橋』上映

18:45『東京組曲2022』上映

20:25トークショー

 

10/6トークショー料金

一律1800円(回数券は+500円)

※シニア・学生・夫婦・障害割引等はありません。

※招待券使用不可

※チケットは当日販売のみ、事前予約はできません。



「東京組曲2022」作品情報