『金子文子 何が私をこうさせたか』上映と、浜野佐知監督トークショーを6/14(日)に開催!
『金子文子 何が私をこうさせたか』上映と、浜野佐知監督トークショーを6/14(日)に開催!
2026.5.31
浜野佐知監督作品上映と、トークショー『金子文子 何が私をこうさせたか』
~金子文子(かねこ・ふみこ)は、皇太子を狙った爆弾犯とされる。
恩赦に感謝し皇室に恭順の意を示すよう強要されるが一貫して拒絶、独房で自ら縊死した。
死刑判決から死に至る、文子の最後の闘いを残された数少ない短歌と共に描く。~
「金子文子 何が私をこうさせたか」は6/12(金)からの上映に決定!
6/14(日)は、浜野佐知監督に登壇いただくトークショーがあります!
日時:
2026年6月14日(日)
--- 時間 ---
※上映、トークショーの時間は確定し次第お伝えします
--- 料金 ---
限定66人、通常料金で、トークショーもご覧いただけます。
招待券、回数券は使用不可。
※当日券のみ、事前予約などはできません
金子文子(かねこ・ふみこ)は、1903年に生まれ、反逆の人生を生きた虚無主義者/無政府主義者。
父が出生届を出さず「無籍者」として育つ。9歳の時に植民地だった朝鮮に住む祖母の家に引き取られる。奴隷同然の虐待を受け、13歳で自殺を決意するが、思いとどまる。
16歳で内地に戻され、その後東京で苦学し、キリスト教、社会主義、無政府主義とたどって、権力や生物の絶滅を謳う虚無主義に行き着いた。そして朴烈と出会う。彼は朝鮮で独立運動に参加し、日本に逃れてきた虚無主義者だった。
二人は不逞社を組織して、日本の帝国主義、植民地主義を批判する活動を開始する。しかし、関東大震災の際に検束され、官民による朝鮮人虐殺を正当化するための、皇太子を狙った爆弾犯としてフレームアップ(でっちあげ)される。
文子も朴烈も冤罪を主張するのではなく、「大逆罪」(天皇や皇族に対して危害を加えた、あるいは加えようとした罪)を引き受け、日本の国家と対峙して思想的な闘いを展開した。大審院で死刑判決が下されるが、恩赦で無期懲役に減刑された。文子は減刑状を破り捨てる。
栃木女子刑務所に送られた文子は、恩赦に感謝し、皇室に恭順の意を示すよう強要されるが、一貫して拒絶する。1926年7月23日、独房で自ら縊死した。23歳だった。
本映画は、これまで空白だった死刑判決から死に至る、金子文子の最後の闘いを、残された数少ない短歌と共に描く。
トークショー登壇者
監督 :
浜野佐知(はまの・さち)さん
徳島県出身。
高校時代に映画監督を志し、1968年ピンク映画の業界へ。
1971年監督デビュー。
1985年旦々舎設立。以後、監督・プロデューサーを兼任し、300本を超える作品を発表。
1998年から一般映画の制作・配給も手がける。
主な作品に『第七官界彷徨―尾崎翠を探して』(98)、『百合祭』(01)、『こほろぎ嬢』(06)、『百合子、ダスヴィダーニヤ』(11)、『雪子さんの足音』(19)など。
著書に「女が映画を作るとき」(平凡社新書)、「女になれない職業」(ころから)。
2000年第4回女性文化賞受賞。
浜野佐知監督
貴重なお話しを聞く事ができる、又とない機会です。
来館可能な方はぜひ、足をお運びください!