「本を綴る」篠原哲雄監督によるトークショー開催!
「本を綴る」篠原哲雄監督によるトークショー開催!
追記5.11
2025.4.22
篠原哲雄監督が来館しての、「本を綴る」上映とトークショー開催!
~主人公哲弘は書けなくなってしまった作家。なんで書けなくなったのかということは脚本家とも主演の矢柴君ともとことん話した。それは哲弘ならぬ哲雄の悩みでもあり、哲弘が書けるようになった事で僕自身の励みにもなった。この映画の小さな奇跡が大きな奇蹟を導き出す事を願ってやまない。(篠原哲雄)~
「本を綴る」は5/16(金)からの上映に決定!
5/17(土)は、篠原哲雄監督に登壇いただくトークショーがあります!
日時:
2025年5月17日(土)
※時間など詳細は、確定し次第発表いたします。
--- 時間 --- ※予定 [変更となる場合があります]
18:00 上映
19:50 トークショー
--- 料金 ---
料金は1,800円(シニア割などは適用外となります)で、トークショーもご覧いただけます。
招待券、回数券は使用できません。
小説が書けなくなった作家(一ノ関哲弘)は、全国の本屋を巡りながら本の書評や本屋のコラムを書くことを生業にしている。
旅に出て一期一会の出会いや友人との再会で刺激と温かさ、厳しさを痛感しながら書けなくなった原因と向き合う。
哲弘には「悲哀の廃村」というベストセラーがあるがその本が書けなくなった根源でもあった。
那須の図書館司書(沙夜)と森の中の本屋を訪れ、古書に挟まれていた恋文を発見する!
届かなかった宛て先人に届けるべく京都へ向かう。
同級生の(功ニ)は、京都で有名な書店の店長で学生時代のライバル。
恋文に書かれた住所は今は無く、本人は亡くなっていたが孫の(花)が後を継ぎおばんざい屋を営んでいた。
花は、婚約者を事故で亡くしてから、どこか一歩踏み出せないでいた。
香川で再会した哲弘と花。
花は、婚約者のお墓に行き婚約者が助けた女の子と母親に出会い自分の中の後悔から解き放される。
哲弘は、まだ立ち向かうべきものがあると旅を続け、港で移動図書館のお手伝いをする(結城)と出会い、結城が店長のBARに行き「悲哀の廃村」が置かれているのを見つける。
その本を持ってきた漁師の(源次)は哲弘が書いた本の舞台となった永谷集落の出身だった。
哲弘の書きたくて書けなかった思いは⁈
トークショー登壇者
出演 :
篠原哲雄(しのはら・てつお)監督
1962年2月生まれ、東京都出身。
明治大学法学部卒業後、フリー助監督として森田芳光、根岸吉太郎、金子修介監督らに師事。
一方、自主映画を撮り始め、8ミリ『Running High 』がPFF'89で特別賞を受賞。93年、16ミリの中編『草の上の仕事』でデビュー。
初の長編『月とキャベツ』(96)は独特なファンタジーを提供。次作の『洗濯機は俺にまかせろ』(99)は自身好きな作品のひとつ。
その後、多くの商業作品を監督するが、本作を制作するに当たり自身の自主制作レーベル、ストラーユを設立。その語源は『洗濯機~』の劇中会話「餃子は酢とラー油」に由来している。
近年の代表作に『起終点駅 ターミナル』(15)、『花戦さ』(17/第41回日本アカデミー賞優秀監督賞)、『犬部!』(21)などがある。
篠原哲雄監督
貴重なお話しを聞く事ができる、又とない機会です。
来館可能な方はぜひ、足をお運びください!