2025/2/7(金)~ 上映予定

小学校~それは小さな社会~

桜が満開の4月。

新年度は入学式から始まる。

授業が始まり、1年生は挙手の仕方や廊下の歩き方、掃除や給食当番など、集団生活の一員としての規律と秩序について初めて学ぶ。

そんな1年生の手助けをするのは6年生だ。

小さくてまだ何もわからない1年生も、わずか6年の間に自分が何者であるかという自覚を持ち、6年生にふさわしい行動を取るようになる。


主人公は学校そのもの。

カメラは、1年生と6年生に焦点を絞り、春夏秋冬、彼らの学校生活を追う。


コロナ禍において学校行事実施の有無に悩み、安全と犠牲をめぐる議論を重ねる教師、社会生活におけるマナーを学んでいく1年生、経験を重ね次章への準備を始める6年生……。

3学期になり、2年生に進む1年生は、新1年生のために音楽演奏をすることになる。

彼らは社会の一員として生きていくために、ものごとをやり遂げる責任感や、そこで得られる達成感を感じて学び、また“誰かのために何かをする喜び”も体験するのだ。


桜のつぼみがほころび始め、また新年度が始まる。

監督・編集

⼭崎エマ